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コペンハーゲンとその先の世界

TOEFL ibt 効率的な勉強法について

留学するにはTOEFL ibt あるいはIELTSで一定以上のスコアを取得する必要があります。コペンハーゲン大学TOEFL 80点以上/IELTS6.0以上が必要です。TOEICとは違ってspeaking とwritingが必要となるため独学で準備するとなるとなかなか大変です。

そこで今回はTOEFLibt の勉強法について書きたいと思います。

TOEFLは英語力というよりもいかに効率的な戦略を練るかが重要です。

Toefl ibtとは

実生活でのコミュニケーションに必要な「読む」「聞く」「話す」「書く」という4つの技能を総合的に測定する、世界で最も幅広い国々で受け入れられる英語検定テストです。120点満点で各セクション30点で4セクションの合計がスコアとなります。

IELTSではSpeakingが対人でWritingが筆記なのに対して、TOEFLでは全てをパソコンに入力します。そのため特にWritingではタイピングのスピードも要求されます。

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勉強の進め方〜SpeakingWriting編

Speaking/Writingともに時間との戦いです。ほとんど反射的に解答する必要があります。そのためには解答のテンプレート、つまり解答の構成構文を叩き込む必要があります。これは以下のようにエッセイの書き方とほとんど同じです。内容よりもこの形式に沿って正しく話せて書ける方が重要とまで言われています。最初に結論を提示し、そう考える根拠を具体例を交えて二つ以上書き、最後に再び結論を述べるという流れです。

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私はエッセイの書き方を学んだことがなかったので、以下の二つのテキストを読み込んでまず構成を頭に叩き込みました。

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私はそれぞれ二周したと思います。構成に慣れてきたらあとは本番の形式に慣れるためにひたすらOfficial のテキストをPCを用いて解きます。

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私は2度受験しましたが、1度目はOfficialのテキストを用いていなかったので、本番の環境に戸惑ってしまい80点に届きませんでした。そこでPCでの受験に慣れる重要性を痛感し、3ヶ月間空いた時間を見つけてはOfficialのテキストを解き2度目の受験では10点もスコアを伸ばすことが出来ました。答えを覚えるくらい何度も繰り返すことをお勧めします。

Reading/Listening編

Toefl ibt を受験しようとする人の大半はTOEIC等を通じてReading/Listeningには慣れていると思われます。だからこそ点を伸ばすことが難しいと言えます。

 まずReadingは時間との戦いのでとにかく速読が重要です。英語の文章を早く読むことに慣れるためには洋書の小説を読むことが効果的です。僕は通学の電車内でハリーポッターシリーズを読んでいました。内容がだいたいわかるためにわからない単語も想像することが出来ます。最初は時間がかかりますが何事も継続が大事です。

 Listeningはスクリプトを聞いてシャドーイングすることを通じて同時にSpeakingの練習も兼ねていました。毎日空いた時間に繰り返すことでスクリプトを見なくても聞き取れるようになってきます。私が使っていたのは、受験英語のためのテキストです。5分程度のスクリプトが30個ほど載っているので飽きることなく練習できました。お勧めです。

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まとめ

何かと忙しい大学生活において、英語の勉強のために時間を割くのはなかなか難しいのが実際のところだと思います。けれどこの基準の点を超えさえすれば、海外で大学生活を送るチャンスが得られると思えば時間を捧げる価値があるんじゃないかと思っています。頑張って夢の留学生活をつかみ取ってください!

 

 

イスタンブルで教科書通りのぼったくりにあっちゃった話

週末の休みを利用してトルコに行ってきました。
イスタンブルに一泊カッパドキアに二泊のプランでした。
コペンハーゲンからアテネを経由してイスタンブルに満面の笑みで到着したたった3時間後、
真っ青な顔でマフィアらしきおじさんに8万円を支払いました。
あまりに愚かすぎて参考にならないかもしれませんが、自戒の意味も込めて詳細についてまとめておきます(笑)
 

背景

 トルコに行った目的は夏の旅のために黄熱病の注射を安く打つことでした。デンマークはやっぱり高くて、安く打てる国を色々調べていると、トルコでタダで打ってくれる病院があるらしいという情報を手に入れて、速攻トルコ人の友達に連絡しました。
 すると彼は相変わらずめちゃくちゃ親切で色々調べてくれて、ただではないけど4000円くらいで打てるみたいということだったので、カッパドキアは留学中に絶対行きたかったので注射のついでにトルコに行くことを決めました。何とわざわざ僕のために学校休んでイスタンブル案内してくれると、、、
 
 1.唯一知ってるトルコ人がそんな神がかり的にいいやつであること
 2.日本とデンマークというスーパー安全大国にしか住んだことがないこと
 3.行き当たりばったりの方が楽しいやん♩という甘すぎる考えに基づく圧倒的リサーチ不足
 4.留まることを知らないコミュ力の向上に伴う根拠のない自信
 様々な要因が重なり、僕は愚かにも海外旅行初心者のくせに何の警戒心も持たずにイスタンブルに降り立ったのです。情勢が情勢なだけに注意しないとという思いはありつつも、平和ボケが過ぎましたわ!でもイスタンブルといえばテロみたいな感じになってますが、そんな雰囲気は感じないくらい実際の街は活気で溢れていました。やはりメディアが流す情報が全てではないのだなと。
 まずこの点を背景として伝えておきます。

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概要

 

 3/10の夜9時に空港に到着し、ホテルの最寄りの駅には難なく到着したのですが、道が結構複雑で普通に迷ってしまいました。何人かに聞いて何とか辿りつこうとしていたのですが、見つけられずさてどうしようかとなっていた時に一人のトルコ人と出会いました。
 彼も旅行でイスタンブルに来ており、場所は知らないが助けてやると言いました。怪しいっちゃ怪しかったのですが、何とか彼のおかげでホテルにたどり着きました。せっかくだから近くのバーに行こうよと言われ、断ろうかと思いましたがまあ普通に助けてくれたしいい奴そうだったので、近くの店に入りました。
 ただこの判断が完全にミスでした。 
 ウクライナの女は最高だ、トルコの女は全然ダメだ、次旅するなら絶対ウクライナに行けとやたらウクライナを推してきました。とても話し上手で時間はすぐに過ぎていきました。
 
 しばらくするとそのバーで別のトルコ人の二人組(おそらく親子)が声をかけてきました。どうやら彼とは初対面のようでした。二人とも笑顔がめちゃくちゃ素敵でその彼と四人で警戒もせず少し話しました。二人は先に帰って僕らもその後別れました。
 一人ホテルに帰る道中で、なぜか二人が車に乗って待っていて声をかけてきました。
 (どう考えてもおかしすぎる笑)
「明日の予定は?」
「夜カッパドキアに向かう」
「じゃあ今から時間あるか」
「あるっちゃある」
「飲みに行くか」
「うーんまあ少しなら」
「とりあえず車乗れよ(ニッコリ)」
「おーらい」⇦ココ!!!なんで乗ったん!!!Hah?!?!
 つい1分前まで話してた彼がめちゃくちゃナイスガイだったので、同じようにいい人たちだろうと疑うこともなく乗り込みました。
 飲むだけなら近くの店でいいのに結構車で飛ばすので、「遠くね?」と聞くと「いい場所があるから紹介したいんや」と。「いやでも俺お金ないよ?」と何度言っても「お金のことは気にするなマイブラザー。」と一辺倒でした。
 うーんやばいかもなという思いもありつつ、相変わらず笑顔が素敵だったので逃げることなく店に入りました。
 

その後

 そこはいわゆるクラブで、両サイドに見たこともないくらい綺麗なお姉さん二人が座りました。出身はと聞くと二人ともウクライナと言うではありませんか!(ここであの男のことを考えられてれば...)あまりに美しいお姉さんを前に「うおーもう出会えたやんウクライナ美女!!」という感じで疑う心なんて皆無でした(アホ)
 トルコ伝統のお酒(でもグラス一杯)とウクライナ美女とともに楽しんだ末、強面のおじさんがやってきて一人3000TL(約12万円)支払えと言いました。飲んだ量、トルコの物価を考えると冗談でもやりすぎの値段。
「あーハメれたか、、、」とこの時やっと気づきました(遅い)
 もちろんそんなお金持っているはずもなく文句を言っていると、その二人が「じゃあお前は2000TL(約8万円)でいい。俺たちは3500TL払う。」妥協した感だしてるけど高すぎるからねとまだごねていると、みるみるその強面のおじさんの表情が険しくなっていきました。
 そして一言。
「クレジットカードはあるか」
「えっあります、、」
「立て。ATMに連れていく」
その表情と慣れた感じから「あっこれその道の人や」と察し、反射的にこれは従わなかったらヤバイと思い
「はい。」と言うしかありませんでした。
 震える手で8万円を支払い、店を出た後「話が違うやんけ!どうしてくれんねん!」と親子に言ってもなぜか突然英語が通じなくなり、成す術なく手配されたタクシーに乗りホテルに帰りました。
 

最悪の予想

 仮に全員がグルで、実は彼とその親子が初対面ではなくて、バーでターゲットを確認し一人は優しいトルコ人を装って接し、疑いの心をなくさせてから二人が声をかけてきたのだとしたら、あんなにウクライナを推してきたのも伏線だとしたら、親子は支払うフリをしていただけだとしたら、僕は彼らの手のひらで面白いように転がされたわけですね。
ふぁーーー#$%&6’(((7&%$)0=~^~¥$%#!!!
 

イスタンブル ぼったくりの実情

 ホテルに帰りスタッフにそのことを伝えると、とにかく生きて帰ってきてくれてよかったと。イスタンブルのこういうぼったくりには本当にマフィアが絡んでいるらしく、もし頑なに断っていたら奥の個室に連れて行かれ、とりあえず怖いおじさん達にひたすら殴られることになったかもしれないそうです。どこの任侠映画やねん。マジで血の気が引きました。
 仮にTourist Policeに被害届を出したとしても、ほとんど取り合ってもらえないか、異常に面倒な手続きで、現状このような場合は諦めざるを得ないようです。僕も今後の旅へのいい教訓になったと前向きに捉えるしかありませんでした。とにかく今は忘れて残りの旅を楽しもうと。

Istanbul&Cappadocia

  残りの三日間は驚くほどの快晴で、最高にトルコを堪能しました。
 黄熱病の注射も打てたし、いやもう本当に最高でした。本当に。
 出会った人たちのお陰でトルコ嫌いにならずに済みました!
プラマイゼロ!Thank you guys! 
ただのいい旅に、ぼったくりが豪華を添えてくれて、めちゃくちゃ濃い旅になったじゃないかなと思っています。
今回はお金で済みましたけど、夏は長期になるし本当にどうなるか分からないので、しっかりリサーチして、細心の注意を払って動きたいと思います。ホンマに気をつけます。。テロも至る所で起こってますし。
もしいつか彼らに会うことがあったら、「この間はありがとう。楽しかったぜ。」と言ってやりますわ!
写真!

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まとめ

・知らない人には付いて行かない(基本・幼稚園児でも知ってる)

・旅先では基本誰も信用しない(初心者には胸が痛い)

・マフィアは怖い(マジで怖い)

イースター休暇は働く

 

 

では!

 
 

Couchsurfingに登録したら初対面のドイツ男子がうちに泊まりに来た話。

こんにちは。もっちんです。

一期一会ってめちゃくちゃいい言葉だなと実感する日々です。

今回は初めて使った"Couchsurfing"というサービスが半端なく気に入ったのでそのことについて書きたいと思います。世界20万都市で1200万人のユーザーがいるそうです。

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About | Couchsurfing

Couchsurfingは簡単に言うと居候版Airbnbです。旅先でそこに泊まるユーザーのcouch(ソファ)に泊まることができます。居候ですからもちろん金銭の授受は発生しません。先週の実際のやりとりを簡単に書くとこんな感じ。

彼「はろー俺ドイツ人。仕事でコペンハーゲン行くんやけど3/2-3/5泊まらせてくれへん?日本マジリスペクトやねん。」

僕「いいよん♪」

で次の週本当に泊まりに来ました(笑)左端がその彼、Arthur

せっかくなので大学の友達も呼んでプチホームパーティ。

 

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一緒に料理して、しこたまビール飲んで(ドイツ人すごい)、お互いの国のこととか旅した国のこと、たくさん話しました。日本のことをよく言ってもらう度に日本のことますます好きになります。日本ホンマにすごいです。

インターネットの普及によってリアルの人との繋がりが希薄化していると言われる今日、そのインターネットで信頼関係の基にリアルで人を繫げるこのサービス、最高にクールですね!

ロンドンのCouchsurferの父みたいなおじさんからのメッセージ抜粋

素敵かよ(笑)

”welcome to couch surfing - this community is about sharing. it is absolutely wonderful when sharing is done with mutuality and respect. in time soon you will be a guest and will also get to host... able to leave references for those who you stayed with and those who stay with you. they will do the same, populate your profile and truly embrace the community. for me this community is like a perfect hug or handshake. both parties need to be equal for the experience to be meaningful. exciting times!!”

 

ただ当然そんな知らない人泊めて危なくないのかよ、それただの出会い系やんとなりますよね!

その判断材料として二つのポイントがあります。

まず一つ目はMy profile。かなり長めに自己紹介を書かないといけません。自分はどんな人間で何が好きで、自分を泊めることで何が得られるのかなどなど。これを読めばその人かどんな人間かある程度わかります。

それから二つ目はReferencesです。部屋に泊まらせてもらったらその人のページに評価を書き込みます。「最高にいいやつだぜ!」「料理うますぎ!」「また泊まりたい」などなど。評価の数が多いほどそして好印象なコメントが多いほどリクエストが承認されやすくなります。仮にprofileに嘘偽りを書きまくっていたとしても他人の評価は偽れないので、印象のよくないコメントが多い人は承認されにくくなります。

ですからいいreferenceを書いてもらって、旅先でcouchを見つけやすくするために、ホスト側になる際には、みんあホスピタリティの限りを尽くします。良いことをしたら自分に返ってくるやつです。僕も結構頑張りました(笑)

 

まとめ

イースター休暇の旅はCouchsurfingで行こうと思っています。日本へ訪れる外国人も増えていますし、みなさんもぜひ使ってみてください。日本でなかなか見つからなくて困ったという声も聞こえました。学生にとって旅先での宿代って結構バカになりませんからね!

あっバイト先はこんな感じです。昨日はまさかの団体客でくそ忙しかったです。

何分お金がないもので、勉強の合間を見つけて働いております。

コペンへお越しの際はぜひ!(ただめちゃくちゃ高いです笑)

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では!

 

コペンライフ

こんにちは。

授業が始まって2週目を終え、だいぶ生活に余裕が出てきたので

コペンハーゲンでの生活について書きたいと思います!

目次

1.大学について

2.日常生活についてー英語/交通手段/食事/寮

3.まとめ

 

University of Copenhagen

ではWikipediaさんどうぞ(笑)

コペンハーゲン大学 - Wikipedia

伝えたいのは

・1479年設立という伝統(応仁の乱が終結した頃の日本!)

・高校の倫理で習ったあのキルケゴールの出身校

・国際研究型大学連合(IARU)っていうものがあるらしい

www.iaruni.org

 

ということです。

ヨーロッパでもトップレベルの大学ということでヨーロッパ各国から優秀な学生が集まってきているように感じます。多くの学生がEUの修士および博士課程を対象としたエラスムスという資金助成プログラムを利用しているそうです。留学生の友達は本当にマスターの学生だらけです。

eumag.jp

日本との違いを特に感じるのは文系でも修士に進む学生の割合の方が大きいということです。学部卒じゃいい仕事には就けないぜというスタンスです。実際にInternshipの要項を見ても必須条件にMasterと記載している企業が多く見受けられます。

日本の育てる文化にも良さがあって簡単に優劣はつけられませんが、とにかく日本の大学の学部卒で彼らと同じように海外で仕事を探すことはかなり難しいということは確かです。さーてどうしましょう(笑)

 

授業

日本では10コマ以上がスタンダードだと思いますが、単位の仕組みが少し異なっていてみんなだいたい週に3教科か4 教科しかありません。僕は次の3つを受講しています。

・Marketing(水8AM-10AM、金8AM-10AM(2週に一回))

  留学中のメイン分野 ケーススタディが多くとても面白い  

  アジア人一人だけかつ周りがほぼマスターの学生というハードモード(笑)

       テキストが8000円もしたのでしっかり読み込みます

・ICT-applied(火3PM-6PM)

       VBAVisual Basic for Applications)の学習

  プログラマーの偉大さと自分の頭の悪さに気付ける授業

・Danish Language Course(月&水 4:15PM-6:50PM )

  せっかくネイティヴだらけなのだからと思い受講

  文法はほば英語ですが、発音がめちゃくちゃ難しい

  なんとか日常会話程度は....

授業が少ない分アメリカやイギリスの大学のように課題が山ほど出るのかと思いきや案外それほどではなく、結構暇してます。電子書籍読んでます。

こうした状況とコペンハーゲン空港というヨーロッパのハブ空港が目の前にある立地からみんなヨーロッパ各国行きまくりです。RYANAIRなら往復2000円でロンドンまで行けちゃうんです。びっくり。

めちゃくちゃ勉強したいとか大学院へのステップアップのためとかそういった理由の留学ならアメリカやイギリスに行くべきだと思います。けれどそういった知識の成長だけでなく、視野を広げたいとか価値観を変えたいというような精神面の成長にも重きを置くのであれば、ヨーロッパの大学を選ぶのも賢いんじゃないかなと思います。アジア人も少ないですし、なんとなく留学したいとか、大学生のうちに海外で暮らしてみたいという人にはおすすめです。ブロンド美女だらけですわ!

実際、就職活動を目前にして留学を決めたのは海外で働く方々に会って漠然とした海外への憧れをはっきりとしたものにしたいなという思いからでした。その点各国のいろんな人に会いに行けるコペンハーゲンという街は僕にとって最適な場所なのかなとすでに感じています。

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ターニングポイント

Copenhagen, Denmark

こんにちは。もっちんです。

コペンハーゲンに来て約2週間が経ちました。元気に楽しくやっとります。

初めての海外生活。

閉じるボタンのないエレベーターやカーテンがなく外から丸見えのリビング、メインドリンクがビールのカフェ。

みんな心に余裕があって、何となく時間がスローに流れるこの街がもうすでに僕は大好きです。近くの夕日です。これぞヨーロッパって感じ。

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で先週は予定がなくあまりに暇だったので。よしドイツ行っとくか!って感じでドイツ第二の都市ハンブルクに行ってきました。これが本当に大成功でした。

Hamburg, Germany

ドミトリーに泊まったのですが、部屋に入った途端「おーよくきたよくきた!とりあえず飲むぞ!」といってルームメイトに囲まれ、半ば強引(ほぼ拉致?笑)にバーに連れ出されました。でもみんなめちゃくちゃナイスガイで滞在中終始楽しかったです。こんな感じ。

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ギネス記録にもなっている、世界最大のジオラマ、ミニチュアワンダーランドにも行きました。気が遠くなるほど細かい作業で感動しっぱなしでした。たぶん4時間くらいいました(笑)

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ヨーロッパの街並みは本当に美しくて歩いているだけで博物館に来ているみたいなのに、実際の博物館や美術館、アートギャラリーもたくさんあって飽きないですね。

ドミトリーでの出会いも相まって、ヨーロッパぶらりひとり旅ハマる予感です。

 

 

この辺の写真は僕のインスタにもあげていくのでもしよかったらチェックしてみてください。

www.instagram.com

さてここからが本題です。

この一年をどう過ごすか

 明日から授業が始まるわけですが、この一年を人生のターニングポイントにするための思いを結構真面目に書きたいと思います。
 昨日、2年飛び級して(驚きました)大学に入学し、いま交換留学でコペンハーゲンに来ている18歳のドイツ人の男の子と話しました。彼は弱冠18歳にして今年の末に起業する予定で、いまその準備中だそうです。話していても優秀であることがひしひしと伝わってくるほどのキレ者でした。同じように日本でも、ショックを受けるほど賢い人と出会うことがあります。しかし、自分には底知れないポテンシャルがあるという根拠のない自信がある僕はそのたび、経験の差だとか知識の差だとか何とか言って自分に満足して過ごしてきました。「まだ本気出してないから」という一番ダサいタイプのやつですね。ただ今回ばかりは相手が3個も歳下ということもあり、ある種の劣等感を感じずにはいられませんでした。起業するという事実に対してというよりそのモチベーションに対してです。思えば今まで劣等感を見て見ぬふりして過ごしてきたかもしれません。彼らは明らかに自分よりもずっと先にいます。
 では彼らにあって自分に足りないものは何なのでしょうか。
 一つは思考する時間だと思います。自分の頭で考えて自分なりの意見を持つこと。こっちに来て感じるのは、みんな何かしら自分の意見を話し出すとめっちゃ長いんです。ニュースにしろ恋話のような他愛のないような話にしろ「自分はこう思う」としっかり提示してきます。僕はたぶんそれがあまり得意じゃありません。一般教養の授業でよくある感想を書いて提出するタイプの出席カードが苦手でした。立派な感想が書けた覚えは一度もありません。講義を受けて疑問を抱いたり、質問することなんて滅多になく、だいたい理解できたからいいやで終わっていました。おそらくその最も大きな理由は、小4で塾に通いだして以降身につけてきた、受け身で学ぶ姿勢にあると思います。答えがある受験勉強において自分の意見を挟む余地など微塵もありません。数学の授業で「答えは違うんですけど僕はこう思うんです」は通用しません。いい点を取るための方法をただただ鵜呑みにしてきたことで、自分の頭で考えられなくなくなってしまったのです。完全にマスメディアに流されてしまう大衆の一員です。凡庸なる平凡人。これは大変な副作用であり、意識しなければ変えられないでしょう。自分の頭で考えて自分の意見を持てるようになるために、この一年あらゆる情報に対して前のめりの姿勢で向き合いたいと思います。そして「自分はこう思う」ということを積極的に提示していきます。そのためのツールとしてこのブログをこれから書いていこうと思います。
 もう一つは知らないことへの好奇心です。その彼にしても僕が彼にとって有益だと思って話し出したことに対して、目をキラッキラ輝かせて「それでそれで」と聞いてきました。知らない情報に対しての好奇心が半端じゃないです。何かで成功するためにはとことん突き詰める必要があります。好奇心を持って能動的に学習することが「深い学び」につながります。僕は根っからの飽き性であり、突き詰めるということがなかなかできません。知らないことはインターネットで調べればでてくるし、それ以上のことを調べるのは面倒だしといって、知識の幅を広げる努力を惜しんできました。しかし海外に来てまで勉強するからには、専攻分野のMarketing、今興味のあるDesignなどなど、特に興味のある分野を好奇心を持ってとことん突き詰めて考えていきたいと思います。要はいっぱい本を読みたいなということです。自分にも語れる何かが欲しいです。知らないこと、それって伸びしろですね!
 今の自分に足りないものは他にもたくさんありますが、その中でも最も重要なのは思考する時間と知らないことへの好奇心だと思います。たくさん考えてたくさん知って、世界のどこに行っても上手くやれるという、根拠のある自信を得て帰りたいと思います。
 
明日からの授業がんばります。
ではまたそのうち!