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コペンハーゲンとその先の世界

就学ビザ(residence permit)取得まで(出発準備4)

今回はresidence permitの取得までの流れを失敗談も交えて書きたいと思います。

letter of admissionが添付されたメールに今後の流れが記載されていますので、しっかり確認しましょう。

Residence permit(ST1 form)

ST1 form と呼ばれる書類に必要事項を記載し必要データを添付しオンラインで提出します。Part1とPart2に分かれていて私たちが記入する必要があるのはPart2です。Part1は大学側があらかじめ提出してくれています。手書きのサインのスキャンや日本の大学の成績証明書、本人名義の銀行の残高証明証をアップロードします。

提出が終わったら、提出した日から14日以内に代官山にあるデンマーク大使館にbiometric feature(指紋等)を登録しに行く必要があります。あらかじめ予約が必要なので気をつけましょう。これで手続きは一通り完了であとはresidece permitの書類が家に郵送されてくるのを待つだけです。私は10/31に提出を済ませ、次の週に指紋をとりにいきました。

失敗談

まずデンマークの移民局は非常にルーズだということを頭に入れておいてください。

私はST1formの提出の段階で残高証明をアップせず申請しました。必須ではないという内容の文面であり、アップしなくとも手続きを進めることができたからです。

すると不足書類の提出として59300kr(約110万円)分の銀行の残高証明証を送ってくれという手紙が11月中旬に届きました。残高証明の目的はいわば一年間の滞在中に生活できるだけの経済的余裕があることを示すためなので、残高証明を発行する際に一時的にこの額を超えるお金があれば問題ありません。

無事国際便でデンマークへ郵送してあとは待つだけという状態でした。出発前日にやっと来たと思えば、本来なら68000krの残高証明が必要なのだが、少ない金額を記載してしまったので新しいものを送り直してほしいと。。出発前日にです。

結局residence permit を持たず出国しました。デンマークでの入国審査よりも経由地での入国審査が問題です。私はオランダ経由だったので問題なくオランダの入国審査を通過できましたが、同じ状況でフィンランドの入国審査でかなりの足止めをくらった友人もいました。

 

まとめ

残高証明の金額は人ぞれぞれのようなのですが、できるだけ指定された額よりも多めに入れておくことをお勧めします。

しっかり出すべき書類を提出した人でもresidence permit が発行されなかった人もいて、結構運なのかなと思っています。結局私はこちらに来て2ヶ月ごにやっと取得できました。ですからもしresidence permit が発行されなかったとしても焦ることなく広い心をもって出国の準備を進めましょう!

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